dellblorin日記

袖擦り合うも他生の縁

訃報でも触れられないジャニー喜多川氏の少年愛

ジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長が昨日亡くなった。

www3.nhk.or.jp

NHKの記事には彼が生前行っていた性的虐待について何も書かれていない。昔から言われていたようだが、ジャニー喜多川氏はゲイ且つペドフィリアであり、事務所のJrタレントに手を出していた。

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明るみになったのは1999年の週刊文春の報道がきっかけだ。これはジャニーズ側が提訴し最高裁まで争われた結果、一審で否定されたものの二審で同性愛行為が事実認定され、三審でも認定されたことで確定した。

この裁判はテレビなどジャニーズタレントに依存しているメディアは黙殺。そして今回の訃報も同じだ。NHKさえ全く触れない。メディアは政治家、起業家、不倫芸能人などを聖人のような態度でサディスティックに攻撃する癖に、利害を共にするジャニーズにはこのざまだ。

人によっては故人を悪く言うべきではないと言うかもしれない。だが「死んだらみんな良い人」というのは勘違いだ、悪人は死して尚悪人である。

ロイター・ジャーナリズム研究所の「デジタル・ニュースリポート2019」に「メディアは権力を監視しているか」という項目がある。それが下の画像だが、日本では読者・視聴者がYES:17%なのに対し、ジャーナリスト側はYES:91%と大きな開きがある。

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ちなみに上記リポートで日本人が最も信頼しているメディアはNHKという結果が出ている。このままいけばNHKはこの最低限の信頼も失うだろう。