dellblorin日記

袖擦り合うも他生の縁

三菱鉛筆 ピュアモルトとシグノRT用替芯の組み合わせを試してみた

シグノ RT 0.38mmは素晴らしい

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日頃はボールペンを使っている。鉛筆は視認性が悪い。インクは修整不可というデメリットが有るが、それを補って余りある視認性の高さが有る。

お気に入りがユニボール シグノRT 0.38mm。これ以上書き心地の良いボールペンは私は知らない。

唯一の問題は所謂100円ボールペンのため本体がチープなこと。高品質の一本を長年愛用したいと考えている自分には不満。そこでシグノ RT用替芯を高品質なボールペンに入れ替えて使用することを考えた。

UMR-83が使えるボールペンは少ない

オート ボールペン 水性ボールペンリバティ ブラック CB-10NBL-BK

オート ボールペン 水性ボールペンリバティ ブラック CB-10NBL-BK

当初、OHTO社のリバティを試した。評価も高く価格に見合わない高級な質感に惹かれた。使い始めて直ぐ問題が浮上。

1つは蓋が固過ぎること。筆記を躊躇うほど固い。そもそもノック式の手軽さに慣れているとノック式、もしくは回転式以外使う気が起きない。2つ目は持ち手のラバーが臭いこと。1年以上使用して尚臭い。

シグノ RTの替芯はゲルインクで胴が太い。どんなボールペンにも適合するわけではなく、ネットで調べてもリバティ以外中々使えるボールペンが見付からなかった。

300系が入るボールペン(ローラーボール)の軸

上記記事の情報が正しいかは分からない。このリストの中のウォーターマン製「メトロポリタン エッセンシャル」が気になった。

三菱鉛筆 ゲルボールペン ピュアモルト 0.5」。ピュアモルトは全体が木製の物が人気だが、それはシグノ RT用替芯は使えない。このピュアモルトはゲルインク用で同じ三菱鉛筆だから使える可能性が高い。

非ゲルインク用ピュアモルトと違い持ち手部分のみ木製でデザインは好みではないが、500円しない低価格に試しに購入してみた。

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中には純正替芯のUMR-85N(ゲルインク、0.5mm)が入っていた。 並べると長さ、太さ、形状が全く同じ。問題なく装着、使用できた。ペン先も篭もらずしっかり出る。

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質感はかなり安っぽい。シグノ RTよりマシだが長年愛用する道具にならないのは間違いない。書くと作りが甘いのか、向きによってはギシギシと音を立てる。

買って損をしたとは思わないが得をしたとも思わない商品だ。いずれ持ち手の木は割れるだろう。その時になったらウォーターマンの「メトロポリタン エッセンシャル」を購入する予定。