ロックバンドの曲が問題視されている。
このバンドは知らなかったが(というか最近の曲も歌手もほぼ知らない)、歌詞の内容が右翼的だとして左巻きの人たちから批判を受けているようだ。
個人的には表現の自由があるのだから本人達が勝手にやって、気に入った人は聞き、気に入らない人は無視すればいいとしか思わないが、今回のことでは別の観点から興味を引いた。それは「はてなブックマーク」の反応だ。
はてなブックマーク、通称はてブは左翼的思考の利用者が多いことで知られる。はてサなどとも呼ばれ、ネトウヨを代表とする右翼ユーザーが多い日本のウェブ界隈では珍しい存在だ。
そのはてなブックマークで以前、フジロックフェスティバルの記事が話題になった。
出演したミュージシャンが反原発など左翼的メッセージを主張したことに対し、「音楽に政治を持ち込むな」と一部の人々からミュージシャンが叩かれた事件だ。この時のはてブユーザーはミュージシャン全面擁護だった。しかし、今回の右翼的な歌に関しては否定的なコメントばかりだ。こういった態度をダブルスタンダードという。
こうして日本の自称リベラルは本物のリベラルを貶めながら、迷いの森へ入り込んでゆくのだろう。